いままでストラップチャームくらいしか作ったことがなかったので
塗装用具は筆しかなかったんですが、昔 絵を描くのにエアブラシを
購入していたことを思い出し今回使ってみました。

髪の毛とたこルカは三段階のグラデーション塗装をしたんですが
色の差をあまりつけなかったので、ほとんどわからない状態に。
たこルカの足(羽部分)には吸盤の塗装もしてあります。
服がオリジナルになっているのには幾つか理由があります。


作っている時間がなかったというのが一番大きいですが
他には右腕に元デザイン通りのパーツがあると視線が分散してしまって
たこルカがあまり目立たないのと、服を布で作成しているためスケール上
元デザインのスカート丈ではドレープ感(布の流れのようなもの)が
うまく出せなかったという点もあります。

服装をオリジナルにするというのは途中からの判断だったので
すでに元デザイン通り作っていたブーツはドレッシーな服に合うように
シャープなデザインにつくり変え、膝の造形もすこしリアルにしました。
議論の的となっている下着未形成の件ですが、これもいやらしい意図は無く
単純に下着を造形する時間がなかっただけです。
では、中の造形はどうなっているのか気になるところだと思いますが
そこはご想像にお任せ致します。
ただ、細かいところには異様にこだわってしまう自分。
- 2009/08/19(水) 21:14:09|
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8月13日にNT首都圏が開催されるそうで、これは作品を展示するチャンス
と思っていたんですが、どうしても都合が合わず断念することにしました。
また行けそうな場所で開催のおりには参加させていただこうと思います。
縫物系以外に挑戦した、たこルカ扇風機ですが
反応も概ね好評(?)のようでよかったです。
今回と次回はその解説を少々。
作品のアイディアは、その発想はなかった祭の概要を見てすぐにひらめきました。

当初は、既製品の手で持てるタイプの携帯扇風機を改造して作ろうとしました。
しかしデザイン上必要な四枚羽の製品を見つけることができずプラ板で
自作となったので結局、ルカの部分も合わせてベースはいっさい使わない
フルスクラッチという形になりました。

かさばるモーターと電池を違和感なく体内に収めるためにベースは
ねんどろいどっぽい外装にしました。
(コメントで指摘してくれた方のおかげで気づきましたが配線が逆でした
あとでなおしておきます)

議論の的となっているスイッチの場所ですが
どうしてもスイッチ然としたスイッチを設けたくなかったというのが
実は大きな理由です。

胸の部分は人肌のような柔らかさになる素材を使用しました。
メーカーのHPで確認したところ、シリコンの型ではメーカーによっては
表面が溶けるような現象を起こすみたいなので、試験的に油粘土を
使ってみました。 単純な形に使うには問題ないみたいです。
ただあまり表面はツルツルに仕上がりませんでした。
今回の作品はヘッドフォンとブーツ以外をツヤ消しにしているので
逆によかったですが。
左胸は若干大きく作っています。 そういうところにこだわってしまう自分。
- 2009/08/13(木) 04:42:21|
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